「エクアドルの治安は大丈夫?」「ガラパゴス諸島に一人で行けるの?」「予算はどのくらい必要?」そんな不安を抱えていませんか?
結論から言うと、エクアドル本土は2024年以降治安が急激に悪化しており、一人旅には慎重な判断が必要です。しかし、ガラパゴス諸島は比較的安全で、適切な準備をすれば一人旅でも十分楽しめます。
この記事では、一人旅歴8年のトリフレ編集部が2025年10月最新の治安情報をもとに、安全にエクアドル・ガラパゴス諸島を楽しむための完全ガイドをお届けします。予算50万円で10日間、世界遺産第1号の絶景と固有種との出会いを実現するプランをご紹介。
最終検証:2025-10-16|為替:1 USD ≒ 150 JPY
重要:エクアドル本土(キト・グアヤキル等)の治安は2024年以降大幅に悪化。外務省は一部地域にレベル3(渡航中止勧告)を発出中。一人旅の場合、ガラパゴス諸島中心の旅程を強く推奨します。
この記事で解決できる7つのお悩み
1. 治安が心配 → 2025年最新の危険情報と安全な旅程を解説 2. 予算がわからない → 総額50万円の詳細内訳と節約術をご紹介 3. ガラパゴスへの行き方 → 日本からの最適ルートと入島手続きを完全解説 4. 一人で観光できるか不安 → 現地ツアーの選び方と安全対策を紹介 5. 女性一人でも大丈夫? → 女性特有のリスクと対策を詳しく解説 6. 何日必要? → 10日間の最適プランをモデルコースで紹介 7. 一人で寂しくならないか心配 → トリフレで旅仲間を見つける方法
エクアドル一人旅の現実:2025年最新治安情報
【重要】本土の治安悪化について
2024年1月以降、エクアドル本土では麻薬組織の活動激化により治安が急速に悪化しています。
外務省危険情報(2025年10月現在)
- レベル3(渡航中止勧告):カルチ県、エスメラルダス県北東部、スクンビオス県
- レベル2(不要不急の渡航は止めてください):グアヤス県グアヤキル市、エスメラルダス県北部
- レベル1(十分注意してください):上記及びガラパゴス県を除く全土
主な治安悪化の原因
- 麻薬組織による抗争激化
- 刑務所の統制崩壊
- 政府と犯罪組織の緊張状態継続
首都キトや最大都市グアヤキルでも、強盗・スリ・短時間誘拐などの犯罪が多発。特にグアヤキルでは2013年に日本人旅行者が犠牲になる事件も発生しています。
ガラパゴス諸島は比較的安全
一方、ガラパゴス諸島は観光地として管理が行き届いており、本土とは治安状況が大きく異なります。
ガラパゴス諸島の特徴
- 観光客が中心の島々で治安は良好
- 重大な犯罪はほとんど報告されていない
- 環境保護が厳格で秩序が保たれている
- ホテルやツアー会社のサービスも充実
ただし注意点
- ガラパゴスへはキトまたはグアヤキル経由が必須
- 経由地での滞在は最小限に抑える
- 空港⇔ホテル間は必ず事前手配のタクシーを利用
予算50万円の詳細内訳(10日間)
総予算:500,000円(10日間)
| 項目 | 目安額 | 条件・備考 |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 150,000円 | 成田⇔キト(米国経由) |
| 国内線 | 70,000円 | キト⇔ガラパゴス往復 |
| 宿泊(8泊) | 100,000円 | 中級ホテル約12,500円/泊 |
| ガラパゴス入島料 | 15,000円 | 100USD現金必須 |
| 現地ツアー | 90,000円 | 日帰りクルーズ等 |
| 食事 | 40,000円 | 1日約4,000円 |
| 交通・移動 | 20,000円 | タクシー・フェリー等 |
| 通信・雑費 | 15,000円 | eSIM・お土産等 |
| 合計 | 500,000円 | 2025-10-16時点 |
航空券:150,000円
- 成田⇔キト往復(ユナイテッド航空/アメリカン航空)
- ヒューストンまたはアトランタ経由
- 所要時間:約22-30時間(乗り継ぎ含む)
- 早期予約で10-12万円程度も可能
国内線:70,000円
- キト⇔ガラパゴス往復(LATAM航空/AVIANCA航空)
- 往路:キト→バルトラ空港(約1.5-2時間)
- 復路:サンクリストバル空港→キト
宿泊費:100,000円
- キト:1泊のみ(空港近く)80-100USD(約12,000-15,000円)
- サンタクルス島:5泊 80-120USD/泊(約12,000-18,000円)
- イザベラ島:2泊 70-100USD/泊(約10,500-15,000円)
ガラパゴス入島料:15,000円
- 国立公園入場料:100USD現金のみ
- トランジットカード:20USD
- 荷物検査手数料含む
現地ツアー:90,000円
- 日帰りクルーズ(サンタクルス発):150-200USD/回(約22,500-30,000円) × 2-3回
- シュノーケリングツアー:80-120USD(約12,000-18,000円)
- ゾウガメ保護区ツアー:50-80USD(約7,500-12,000円)
食事費:40,000円
- 朝食:5-10USD(約750-1,500円)
- 昼食:10-15USD(約1,500-2,250円)
- 夕食:15-25USD(約2,250-3,750円)
- カフェ・軽食:5-8USD(約750-1,200円)
交通費:20,000円
- 空港⇔キト市内:25-30USD(約3,750-4,500円)
- バルトラ空港→サンタクルス島:11USD(バス+フェリー+バス)
- 島間フェリー:30-35USD/回(約4,500-5,250円)
- 島内タクシー:2-5USD(約300-750円)
通信・雑費:15,000円
- eSIM:20-30USD(約3,000-4,500円)
- お土産:50-80USD(約7,500-12,000円)
- その他:20USD(約3,000円)
※料金は2025年10月時点の目安です。為替レート(1USD=150円)で計算。
【Day 1-2】日本→キト経由→ガラパゴス諸島
Day 1: 成田出発→キト到着
10:00 成田空港出発
- ユナイテッド航空またはアメリカン航空
- ヒューストンまたはアトランタで乗り継ぎ
- 所要時間:約22-30時間
19:00頃 キト国際空港到着(翌日)
重要な入国手続き
- パスポート(残存期間6ヶ月以上必須)
- 90日以内の観光ならビザ不要
- 入国審査は比較的スムーズ
空港→ホテル移動
- 必ず事前手配のタクシーを利用
- 空港近くのホテル宿泊推奨(翌朝早いため)
- 流しのタクシーは絶対に利用しない
おすすめホテル:ウィンダム キト エアポート
- 料金:約100USD(約15,000円)/泊
- 立地:空港から車で5分
- 特徴:無料シャトルサービス、24時間セキュリティ
治安対策
- 夜間外出は厳禁
- ホテル内レストランで夕食
- 貴重品はホテル金庫へ
Day 2: キト→ガラパゴス諸島(サンタクルス島)
06:00 ホテル出発
- ホテルシャトルで空港へ
08:00-10:00頃 キト→バルトラ空港
- LATAM航空またはAVIANCA航空
- 飛行時間:約1.5-2時間
- 機内でトランジットカード(20USD)購入
10:30 バルトラ空港到着
重要:ガラパゴス入島手続き
- 国立公園入場料100USD現金支払い
- 荷物検査(外来種持ち込み防止のため厳格)
- パスポート確認
11:00-12:30 バルトラ→サンタクルス島移動
いわゆる「11ドル移動」:
- 空港→バス停:5USD
- バス→フェリー乗り場
- フェリー:1USD
- フェリー→プエルトアヨラ:バス 5USD
- 所要時間:約1.5時間
13:00 プエルトアヨラ到着・ホテルチェックイン
おすすめホテル:ホテル ソリマール
- 料金:約80-100USD(約12,000-15,000円)/泊
- 立地:プエルトアヨラ中心部、徒歩圏内に観光スポット
- 特徴:清潔、朝食付き、Wi-Fi完備
15:00-17:00 チャールズ・ダーウィン研究所見学
- 入場料:無料
- ゾウガメの保護施設
- イグアナ観察
- ガラパゴスの歴史と生態系を学ぶ
ガラパゴス諸島に到着したら、まずダーウィン研究所でガラパゴスの生態系について学びましょう。ここで出会うゾウガメやイグアナは、まさに「進化の実験室」を体感できる貴重な機会です。
一人旅だと写真撮影が難しいこともありますが、そんな時こそトリフレの出番。「ダーウィン研究所で一緒に写真を撮り合いませんか?」「同じ時間帯に観光する人いませんか?」といった投稿で、気軽に旅仲間を見つけられます。ガラパゴスには多くの日本人旅行者や現地在住者が利用しており、一人旅の自由度を保ちながら、感動を分かち合える相手が見つかります。
【Day 3-5】サンタクルス島観光・日帰りクルーズ
Day 3: 日帰りクルーズ(サウスプラザ島・ノースセイモア島)
07:00-08:00 港集合
- ツアー会社からのピックアップ
- 料金:150-200USD(約22,500-30,000円)
- 昼食・シュノーケリング道具込み
08:30-12:00 サウスプラザ島
- リクイグアナ最大の生息地
- ウミイグアナ観察
- カツオドリ、グンカンドリなど野鳥観察
- 独特の赤い植生
12:00-13:00 船上ランチ
13:30-16:00 ノースセイモア島
- グンカンドリのコロニー
- アオアシカツオドリ
- アシカとのふれあい
- シュノーケリング
17:00 プエルトアヨラ帰港
夕食:レストラン アンヘリート・ガラパゴス
- 料金:20-30USD(約3,000-4,500円)
- 特徴:シーフード料理が絶品
- おすすめ:ロブスター、セビーチェ
Day 4: トルトゥーガベイ・ハイランドツアー
08:00-11:00 トルトゥーガベイビーチ
- プエルトアヨラから徒歩40分(往復)
- 入場無料
- 美しい白砂のビーチ
- ウミガメ、イグアナ、サメ観察
- シュノーケリング可能
13:00-17:00 ハイランド・ゾウガメツアー
- 料金:50-80USD(約7,500-12,000円)
- 野生のゾウガメ観察
- 溶岩トンネル探検
- ロス・ヘメロス(双子クレーター)
ガラパゴスの最大の魅力は、野生動物との至近距離での出会い。ゾウガメは人を恐れず、1メートルの距離まで近づけます。アオアシカツオドリの青い足、グンカンドリの真っ赤な喉袋、ウミイグアナの独特な姿――すべてが「ここにしかない」特別な体験です。
ガラパゴスでは日中の観光が中心。大容量モバイルバッテリーは写真撮影やGPS確認で必須アイテムです。
Day 5: バルトロメ島日帰りクルーズ
07:00 港集合
- 料金:180-220USD(約27,000-33,000円)
- ガラパゴスで最も人気の高いツアー
09:00-12:00 バルトロメ島
- 象徴的なピナクルロック
- 頂上までトレッキング(約30分)
- パノラマビュー撮影
- ガラパゴスペンギン観察
12:00-13:00 船上ランチ
13:30-16:00 シュノーケリング
- ウミガメと一緒に泳ぐ
- カラフルな熱帯魚
- サメ(危険ではない種類)
17:00 帰港
【Day 6-7】イザベラ島
Day 6: サンタクルス→イザベラ島移動
07:00-09:00 フェリー移動
- 料金:30-35USD(約4,500-5,250円)
- 所要時間:約2時間
- 朝早いため船酔いしにくい
09:30 イザベラ島プエルトビジャミル到着
ホテルチェックイン:カサ デ マリータ
- 料金:約70-90USD(約10,500-13,500円)/泊
- 立地:ビーチ近く
- 特徴:アットホームな雰囲気
11:00-15:00 コンチャ・デ・ペルラでシュノーケリング
- 入場無料
- ウミガメ、アシカ、エイと一緒に泳ぐ
- 透明度抜群
16:00-18:00 フラミンゴラグーン
- フラミンゴ観察
- イグアナ生息地
イザベラ島はサンタクルス島よりさらに静かで、のんびりとした島時間が流れます。ここでの体験は、まさに「地球の歩き方」では味わえない特別な時間。一人で静かに自然と向き合うのも良いですが、感動を分かち合える旅仲間がいればより思い出深いものに。
Day 7: イザベラ島観光
08:00-12:00 シエラネグラ火山トレッキング
- 料金:40-60USD(約6,000-9,000円)
- 往復16km、約5時間
- 世界第2位のカルデラ
- ガイド付き必須
14:00-17:00 ティントレラス島ツアー
- 料金:30-40USD(約4,500-6,000円)
- ホワイトチップシャーク
- ウミイグアナのコロニー
- ブルーフットブービー
夕食:レストラン カサ デル ラゴ
- 料金:20-30USD(約3,000-4,500円)
- 新鮮なシーフード
- サンセットビュー
【Day 8-9】サンタクルス島帰還→キト→帰国
Day 8: イザベラ→サンタクルス→キト
07:00-09:00 フェリーでサンタクルス島へ
10:00-12:00 最後の買い物
- ガラパゴスコーヒー
- Tシャツ、マグカップ
- 手作りアクセサリー
13:00 バス・フェリーでバルトラ空港へ
15:00-16:30頃 ガラパゴス→キト
17:00 キト空港近くホテル宿泊
- 夜間外出厳禁
- ホテル内で夕食
Day 9: キト→成田
早朝 キト出発
- アメリカ経由で帰国
- 所要時間:約22-30時間
Day 10: 成田到着
夕方 成田空港到着
女性一人旅の安全対策【重要】
エクアドル本土での注意点
絶対に守るべきルール
- 夜間の一人歩きは絶対禁止
- 流しのタクシー利用禁止
- 現金は最小限、分散管理
- ホテルは空港近くを選ぶ
- キト・グアヤキル市内観光は避ける
ガラパゴス諸島での注意点
比較的安全ですが、基本的な防犯対策は必須です。
服装について
- 日中:Tシャツ、ショートパンツOK
- 朝晩:薄手の長袖(冷え込み対策)
- 帽子・サングラス必須
- 水着は常に持ち歩く
貴重品管理
- パスポートはホテル金庫へ
- 現金は1日分のみ持ち歩く
- クレジットカード2枚は分散保管
RFID対応セキュリティポーチは、クレジットカードのスキミング対策にも効果的。南米旅行の必須アイテムです。
緊急時の連絡先
在エクアドル日本国大使館
- 電話:+593-2-2278-700
- 住所:Calle Colón E10-33 y Av. 6 de Diciembre, Quito
現地緊急番号
- 警察:911
- 救急車:911
- 観光警察:1800-TURISMO
必携アプリ&ツール
交通・移動
Uber- ガラパゴスでは利用不可
- キトでは安全な移動手段
Google Maps
- オフラインマップダウンロード必須
- ガラパゴス諸島内も対応
コミュニケーション
Google Translate- スペイン語⇔日本語翻訳
- カメラ翻訳機能が便利
- オフライン対応
グルメ・観光
TripAdvisor- レストラン・ツアー口コミ確認
- 現地ツアー予約も可能
旅仲間探し
Torifure(トリフレ)ガラパゴス一人旅での心強い味方となるマッチングアプリです。
「ガラパゴスで一緒に写真を撮り合いませんか?」「バルトロメ島ツアーに参加する人いますか?」といった投稿で、気軽に旅仲間を見つけられます。
主な活用法
- 日帰りクルーズの相乗り相手探し
- シュノーケリング仲間募集
- 食事相手の募集
- 緊急時の連絡先として現地在住者とつながり
特にガラパゴスでは「ランチだけ一緒に」「同じツアーに参加」といったスポット参加が人気。一人旅の自由度を保ちながら、感動を分かち合える仲間が見つかります。
認証機能付きで安心・安全に利用でき、事前チャットで旅の目的や行程を共有できるため、価値観の合う旅仲間が見つかりやすいのも特徴です。
予算を抑える節約テクニック
1. オフシーズン活用
9月-11月が比較的航空券が安い時期。ただし雨季に入るため天候リスクあり。2. 宿泊費節約術
- ホステル利用:30-50USD(約4,500-7,500円)/泊
- ゲストハウス:50-70USD(約7,500-10,500円)/泊
- 長期滞在割引交渉
3. 食費節約のコツ
ローカル食堂活用- アルムエルソ(昼食セット):3-5USD(約450-750円)
- セビーチェ:5-8USD(約750-1,200円)
- エンセボジャード:4-6USD(約600-900円)
スーパーマーケット利用
- ボトルウォーター:1-2USD(約150-300円)
- 軽食・スナック:2-4USD(約300-600円)
4. ツアー費節約
グループツアー参加- 個人チャーターより割安
- トリフレで参加者募集も可能
複数ツアーまとめ予約
- 割引交渉の余地あり
5. クルーズ船 vs 陸上滞在
クルーズ船のメリット
- 多くの島を効率的に巡れる
- 宿泊・食事・ツアー込み
- 4泊5日で1,500-3,000USD(約225,000-450,000円)
陸上滞在のメリット
- 予算調整しやすい
- ホテルで快適に休める
- 自分のペースで観光
- 一人参加でも追加料金なし
一人旅の場合、クルーズは一人部屋追加料金(50-100%)が発生するため、陸上滞在+日帰りツアーの方が割安です。
季節別ガラパゴス一人旅のポイント
ドライシーズン(6月-11月):野生動物観察に最適
メリット
- 海が穏やか
- 野生動物の繁殖シーズン
- ウミガメの産卵時期
- クジラ・イルカ遭遇率高
注意点
- 気温やや低め(20-25℃)
- 曇りがちな日も
- 観光客多め
暑さ対策
- 薄手の長袖持参
- 朝晩は冷え込む
ウェットシーズン(12月-5月):海が暖かい
メリット
- 気温が高い(25-30℃)
- 海水温暖かい(シュノーケリング快適)
- 晴天率高い
- 航空券・ホテル安め
注意点
- スコール発生
- 湿度高め
- 一部の鳥類は繁殖期外
雨対策
- 防水バッグ必須
- 速乾性の服装
必須持ち物チェックリスト
セキュリティ関連
- セキュリティポーチ(RFID対応)
- 大容量モバイルバッテリー(20000mAh以上)
- 南京錠
- 海外旅行保険証
気候対応
- 日焼け止め(SPF50+必須、現地は高価)
- サングラス(UV400カット)
- 帽子(つば広タイプ)
- ラッシュガード(日除け・シュノーケリング用)
- 薄手の長袖(冷房・夜間対策)
シュノーケリング用品
- 水着(2-3枚)
- マリンシューズ
- 防水カメラまたはGoProグ
- 防水ケース(スマホ用)
電子機器・通信
- 変換プラグ(Aタイプ・日本と同じ)
- eSIMまたは現地SIMカード
- モバイルバッテリー
薬・衛生用品
- 常備薬(胃腸薬・解熱剤・酔い止め必須)
- 虫よけスプレー
- ウェットティッシュ
- 日焼け後のケア用品
ガラパゴス特有の注意
- 外来種持ち込み厳禁(種子・食品等)
- ドローン持ち込み禁止
- 釣り道具持ち込み禁止
ガラパゴスでは島間移動が多いため、軽量で頑丈なスーツケースが必須。防水性も重要です。
スペイン語基本フレーズ
挨拶・基本
- こんにちは:Hola(オラ)
- ありがとう:Gracias(グラシアス)
- すみません:Disculpe(ディスクルペ)
- 英語話せますか?:¿Habla inglés?(アブラ イングレス?)
移動・買い物
- いくらですか?:¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)
- 空港に行ってください:Al aeropuerto, por favor(アル アエロプエルト、ポルファボール)
- これをください:Esto, por favor(エスト、ポルファボール)
観光
- ツアーに参加したいです:Quiero unirme al tour(キエロ ウニールメ アル トゥール)
- 写真を撮ってもらえますか?:¿Puede tomar una foto?(プエデ トマール ウナ フォト?)
緊急時
- 助けて:¡Ayuda!(アユダ!)
- 病院はどこですか?:¿Dónde está el hospital?(ドンデ エスタ エル オスピタル?)
よくあるFAQ
Q1. エクアドル本土は一人旅でも安全ですか?
A1. 2024年以降治安が大幅に悪化しており、一人旅にはおすすめできません。キトでの滞在は最小限(空港近くホテル1泊のみ)とし、観光はガラパゴス諸島に集中することを強く推奨します。Q2. ガラパゴス諸島は女性一人でも大丈夫?
A2. ガラパゴス諸島は比較的安全です。観光客が多く、昼間の観光であれば問題ありません。ただし、基本的な防犯対策(夜間の一人歩きを避ける、貴重品管理等)は必須です。Q3. 予算50万円で本当に10日間楽しめますか?
A3. 十分楽しめます。中級ホテル宿泊、日帰りツアー参加を含めて予算内に収まります。節約したい場合は、ホステル利用や自炊で40万円台も可能です。Q4. クルーズと陸上滞在、どちらがおすすめ?
A4. 一人旅の場合、陸上滞在+日帰りツアーがおすすめ。クルーズは一人部屋追加料金が高額(50-100%)で、総額が大幅に上がります。陸上滞在なら予算調整しやすく、自分のペースで観光できます。Q5. ガラパゴスへの入島に特別な手続きは必要?
A5. 必要です。バルトラ空港到着時に国立公園入場料100USD現金の支払いと、機内で購入するトランジットカード20USDが必要。荷物検査も厳格に行われます。Q6. 英語は通じますか?
A6. ガラパゴスの観光地やホテルでは英語が通じます。ローカル食堂では通じないこともあるため、翻訳アプリの活用と基本的なスペイン語フレーズの習得をおすすめします。Q7. 一人でツアーに参加できますか?
A7. 多くのツアーが一人参加可能です。日帰りクルーズはグループツアー形式のため、一人参加でも問題ありません。船上で他の旅行者との交流も楽しめます。Q8. 現地でのインターネット環境は?
A8. ホテルではWi-Fiが利用できますが、速度は遅め。移動中も使いたい場合はeSIM(約3,000-4,500円/10日間)がおすすめです。Q9. チップは必要ですか?
A9. エクアドルは基本的にチップ文化ではありません。ただし、ガイドやレストランで特別なサービスを受けた場合は、会計の10%程度を渡すと喜ばれます。Q10. 一人で食事だけ誰かと合流できる?
A10. 可能です。トリフレなら認証ユーザー同士で事前チャットができ、「夕食だけ一緒に」「同じレストランで偶然を装った出会い」なども安心して楽しめます。ガラパゴスには多くの日本人旅行者が利用しています。Q11. 水道水は飲めますか?
A11. ガラパゴスでも水道水は避け、ボトルウォーターを購入してください。1-2USD(約150-300円)程度で購入可能です。Q12. 旅行保険は必要ですか?
A12. 海外旅行保険への加入を強く推奨します。ガラパゴスは医療施設が限られており、緊急時はキトまたはグアヤキルへの搬送が必要になる場合があります。エクアドル・ガラパゴス一人旅で人生が変わる瞬間
ガラパゴス諸島一人旅の最大の魅力は、「進化の実験室」との直接対話です。ゾウガメの前に立った時、アオアシカツオドリの青い足を見た時、ウミイグアナが海から上がってくる瞬間――これらすべてが、自分の人生観を根本から変えてくれる貴重な体験となります。
一人旅成功の5つの鍵
1. 安全第一の計画立て
- ガラパゴス中心の旅程で治安リスク最小化
- キト滞在は空港近くホテル1泊のみ
- 緊急時連絡先の確実な準備
2. 柔軟性を持った対応
- 天候や体調に合わせたプラン変更を楽しむ
- 現地の人との交流を大切に
- トリフレアプリで旅先での偶然の出会いを楽しむ
3. 環境への敬意
- ガラパゴスの生態系保護ルールを厳守
- 野生動物に2メートル以内に近づかない
- ゴミは必ず持ち帰る
4. コミュニケーションを恐れない
- 基本的なスペイン語フレーズで現地の人と交流
- 翻訳アプリを活用した積極的な意思疎通
- ツアーガイドへの質問で学びを深める
5. 自分なりの楽しみ方を見つける
- 生物好きなら長時間の動物観察
- 写真好きなら早朝・夕方の撮影
- アクティブ派ならシュノーケリング三昧
最後のメッセージ
予算50万円で実現できるガラパゴス10日間の一人旅は、決して贅沢旅行ではありませんが、一生の思い出に残る特別な体験がたくさん詰まっています。世界遺産第1号の壮大な自然、固有種との出会い、赤道直下の美しい海――これらすべてが、あなたの価値観に新しい視点をもたらしてくれるはずです。
「一人旅は不安」「エクアドルは危険そう」そんな心配は、適切な準備と現地での注意深い行動で解消できます。エクアドル本土は避け、ガラパゴス諸島に集中するという賢い選択をすれば、安全に世界最高峰の自然体験が楽しめます。
帰国後には「行って良かった」という充実感と、新しい自分、そして地球の進化の神秘との出会いが待っています。
今年こそ、勇気を出してガラパゴス一人旅に挑戦してみませんか?きっと、帰ってくる頃には新しい自分とガラパゴスの奥深い魅力に出会えているはずです。
参照データ・最新情報
公式情報源
- 外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
- 在エクアドル日本国大使館:https://www.ec.emb-japan.go.jp/
- ガラパゴス国立公園:https://www.galapagos.gob.ec/
- エクアドル観光省:https://www.turismo.gob.ec/
為替レート・物価情報
- 1USD = 150円(2025年10月現在)
- 平均的な食事代:3-5USD(約450-750円)(ローカル食堂)
- タクシー初乗り:2-5USD(約300-750円)
- ホテル宿泊費:80-120USD(約12,000-18,000円)(中級クラス)
最終更新日
2025年10月16日重要な注意事項
- エクアドル本土の治安情報は日々変化します
- 渡航前に必ず最新の外務省危険情報を確認してください
- ガラパゴス諸島の入島規則も変更される可能性があります
- 航空券・ホテル・ツアー料金は時期により変動します
