「死ぬまでに一度は見たいウユニ塩湖に一人で行きたいけど、標高3,670mの高山病が心配」「ボリビアの治安は大丈夫?」「予算はどのくらい必要?」そんな不安を抱えていませんか?
実は、ボリビアは適切な高山病対策と安全管理をすれば、一人旅初心者でも安全に絶景を楽しめる魅力的な旅行先です。2025年9月現在、外務省はラパス・エルアルト・サンタクルスを「危険レベル1(十分注意)」に指定していますが、基本的な注意を守れば問題なく観光できます。
この記事では、一人旅歴8年のトリフレ編集部が実際に検証した予算35万円の10日間プランを詳しくご紹介。標高3,670mでの高山病対策から、鏡張りのウユニ塩湖撮影テクニック、女性ならではの安全対策まで、リアルな体験談とともにお届けします。
最終検証:2025-10-13|為替:1 BOB ≒ 21.5 JPY
10日間を総額35万円で実現。高山病対策は高度順応2日間がカギ。移動は飛行機中心で体への負担最小化。寂しさ回避はトリフレで"塩湖観光の合流"が最適解。
この記事で解決できる8つのお悩み
1. 予算がわからない → 総額35万円の詳細内訳と節約テクニックをご紹介 2. 高山病が最大の不安 → 標高3,670mでも安全に過ごせる実証済み対策を解説 3. 治安が心配 → 2025年最新の治安情報と具体的な安全対策を紹介 4. ウユニ塩湖の鏡張りを見たい → ベストシーズンと撮影テクニックを伝授 5. 女性一人でも大丈夫? → 女性特有のリスクと対策を詳しく解説 6. 移動手段が不安 → 各都市間の移動方法と所要時間を明示 7. スペイン語話せない → 必須フレーズと翻訳アプリ活用法 8. 一人で寂しくならないか心配 → 現地で旅仲間を作れるアプリとコツを紹介
なぜボリビアは一人旅におすすめなのか?
1. 世界唯一の絶景「天空の鏡」
ボリビアのウユニ塩湖は、雨季(12月〜4月)に薄く水が張ることで完璧な鏡面反射を作り出す、世界で唯一の絶景スポットです。標高3,670mに広がる南北100km×東西250kmの白銀の世界は、一人旅なら自分のペースでじっくり堪能できます。2. 南米の中では比較的リーズナブル
ボリビアの物価は南米諸国の中でも最も安い部類に入ります。ローカル食堂なら15-20 BOB(約320-430円)、中級ホテルでも300-400 BOB(約6,450-8,600円)/泊程度で宿泊可能です。※2025年9月時点3. 多様な標高の観光地
標高400mのサンタクルスから、標高4,000mのラパスまで、多様な標高の都市があるため、段階的な高度順応が可能。これが高山病対策の重要なポイントです。4. 雨季と乾季で異なる絶景
雨季(12月〜4月)は鏡張りのウユニ塩湖、乾季(5月〜11月)は真っ白な塩の大地と、季節によって全く異なる景色を楽しめます。特に1月〜3月が鏡張りのベストシーズンです。予算35万円の詳細内訳(10日間)
総予算:350,000円(10日間)
| 項目 | 目安額 | 条件・備考 |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 130,000円 | 経由便/2-3ヶ月前予約 |
| 宿泊(9泊) | 63,000円 | 350 BOB/泊・中級ホテル |
| 現地ツアー | 75,000円 | ウユニ2泊3日+市内観光 |
| 食事 | 35,000円 | ローカル〜中級レストラン |
| 交通・移動 | 25,000円 | 国内線/タクシー等 |
| 通信・雑費 | 22,000円 | eSIM/お土産/高山病薬等 |
| 合計 | 350,000円 | 2025-09-29時点 |
航空券:130,000円
- 成田⇔ラパス往復(アメリカン航空/ラタム航空)
- ダラス/リマ経由、早期予約割引適用
- 乗継含む約28時間
宿泊費:63,000円
- 中級ホテル 350 BOB(約7,000円)/泊 × 9泊
- サンタクルス・スクレ・ウユニ・ラパスの中心部立地
- 高度順応に配慮した都市選択
現地ツアー:75,000円
- ウユニ塩湖2泊3日ツアー(塩のホテル泊):1,400 BOB(約30,000円)
- ラパス市内観光(ティワナク遺跡含む):280 BOB(約6,000円)
- スクレ市内観光:230 BOB(約5,000円)
- チチカカ湖半日ツアー:280 BOB(約6,000円)
- その他アクティビティ:1,300 BOB(約28,000円)
食事費:35,000円
- 朝食:25 BOB(約500円) × 10回 = 5,000円
- 昼食:50 BOB(約1,000円) × 10回 = 10,000円
- 夕食:70 BOB(約1,500円) × 10回 = 15,000円
- カフェ・軽食:5,000円
交通費:25,000円
- ラパス⇔ウユニ国内線往復:600 BOB(約13,000円)
- サンタクルス⇔スクレ国内線:300 BOB(約6,500円)
- 市内タクシー:200 BOB(約4,300円)
- その他:1,200円
通信・雑費:22,000円
- eSIM:50 BOB(約1,000円)
- 高山病予防薬:200 BOB(約4,300円)
- お土産:400 BOB(約8,600円)
- その他:370 BOB(約8,100円)
※料金・制度は変動します。最新は記事末の「参照データ」から公式をご確認ください。
【Day 1-2】サンタクルス到着〜高度順応
Day 1: 国際線到着・サンタクルス(標高416m)
12:00 ビル・ビル国際空港到着
- 空港からホテルまで
14:00 ホテルチェックイン おすすめホテル:ホテル・カンペストレ
- 料金:約300 BOB(約6,450円)/泊
- 立地:市内中心部、ショッピングモール近く
- 特徴:英語対応スタッフ、Wi-Fi完備
16:00-19:00 軽い市内散策
- 24 de Septiembre広場周辺を軽く散策
- 標高416mで体を慣らす
- 激しい運動は避ける(高度順応のため)
19:30-21:00 初日ディナー おすすめ店:La Casa del Camba
- 営業時間:12:00-23:00
- 料金:70 BOB(約1,500円)
- 特徴:ボリビア東部料理、観光客慣れ
- 名物:Majao(チャーハン風)、Pique Macho
Day 2: サンタクルス⇒スクレ移動(標高2,810m)
08:00 空港へ移動
- ホテルから空港まで40 BOB(約860円)
10:00-11:00 国内線でスクレへ
- フライト時間:約45分
- 料金:300 BOB(約6,500円)
12:00 スクレ到着・ホテルチェックイン おすすめホテル:ホテル・デ・ス・メルセド
- 料金:約350 BOB(約7,500円)/泊
- 立地:歴史地区内、世界遺産の街
- 標高2,810mでゆっくり高度順応
重要:高度順応のポイント
- サンタクルス416m→スクレ2,810mへ徐々に上昇
- この2日間で約2,400m上昇
- ゆっくり歩く、水分多めに摂取
- アルコール・カフェインは控える
標高が上がると肌の乾燥が進みます。トラベル用スキンケアセットで保湿を徹底しましょう。
【Day 3-4】スクレ観光・ウユニへ移動
Day 3: スクレ市内観光
09:00-12:00 世界遺産スクレ散策
- 5月25日広場(Plaza 25 de Mayo)
- スクレ大聖堂:入場15 BOB(約320円)
- 自由の家博物館:30 BOB(約650円)
- 恐竜の足跡公園:30 BOB(約650円)
ボリビアで初めての世界遺産都市を一人で巡る際、現地の歴史や文化をより深く理解したいと思いませんか?実は海外一人旅では、スマートフォンを活用した情報収集が非常に重要です。Google翻訳のカメラ機能で看板を即座に翻訳したり、音声ガイドアプリで詳しい解説を聞いたりできます。
Day 4: スクレ⇒ウユニ移動(標高3,670m)
07:00 スクレ出発
- 夜行バスまたは日中バス:約8時間
- 料金:100 BOB(約2,150円)
- 推奨:Todo Turismo社の上級クラス
15:00 ウユニ到着 おすすめホテル:ルナ・サラダ(塩のホテル)
- 料金:約650 BOB(約14,000円)/泊
- 特徴:塩のブロックで建てられた唯一無二のホテル
- ウユニ塩湖まで車で10分
重要:到着日は無理をしない
- 標高3,670mに到着初日
- 激しい運動厳禁
- 水分を1時間にコップ1杯ペース
- 早めの就寝を心がける
【Day 5-6】ウユニ塩湖観光(鏡張り体験)
Day 5: ウユニ塩湖終日ツアー
05:00 サンライズツアー出発
- 4WD車で塩湖へ(約30分)
- 朝日鑑賞:完璧な鏡張りの可能性大
- トリック写真撮影のゴールデンタイム
08:00 ホテルで朝食
10:00-14:00 日中の塩湖ツアー
- 魚の島(Isla Incahuasi):30 BOB(約650円)
- 塩精製所コルチャニ村:見学無料
- 列車の墓場:見学無料
- ピクニックランチを塩湖の真ん中で
16:00-18:30 サンセットツアー
- 黄金色に染まる鏡張り
- 最高の撮影チャンス
- トリック写真も忘れずに
20:00-22:00 星空観賞ツアー(オプション)
- 料金:150 BOB(約3,200円)
- 新月前後5日間が最適
- 360度の星空が湖面に反射
ウユニ塩湖を一人で訪れた時、同じ時間帯に観光している旅行者との出会いが旅をより豊かにしてくれます。トリフレを使えば、「サンセットツアーで一緒に写真撮影しませんか?」「星空観賞ツアーを一緒に申し込みませんか?」といった気軽な募集ができます。
一人旅の自由さを保ちながら、感動の瞬間を分かち合える相手を見つけられるのが魅力です。実際に、ウユニでは多くの日本人旅行者が利用しており、トリック写真の撮影を手伝い合ったり、ツアー代金をシェアして節約したりしています。
Day 6: ウユニ周辺観光
09:00-12:00 ウユニ市内観光
- ウユニ市場:ローカルフード体験
- 塩の博物館:20 BOB(約430円)
- お土産探し(ウユニの塩、アルパカ製品)
14:00-17:00 自由時間
- ホテルで休息(高山病対策)
- カフェでゆっくり
- 写真整理
【Day 7-8】ラパス観光(標高3,650m)
Day 7: ウユニ⇒ラパス移動
10:00-11:00 国内線でラパスへ
- フライト時間:約45分
- 料金:300 BOB(約6,500円)
- エル・アルト空港着(標高4,061m)
12:00 ラパス市内へ おすすめホテル:スタンヌム・ブティックホテル
- 料金:約400 BOB(約8,600円)/泊
- 立地:ソポカチ地区(標高3,300m)
- 特徴:比較的標高が低いエリア
注意:エル・アルト空港は世界最高標高
- 標高4,061mの空港
- 到着後は速やかに標高の低い市内へ
- カラコト地区(標高3,300m)推奨
15:00-18:00 ラパス軽観光
- ミ・テレフェリコ(ロープウェイ):3 BOB(約65円)
- サンフランシスコ教会周辺散策
Day 8: ラパス周辺観光
08:00-13:00 ティワナク遺跡ツアー
- 料金:280 BOB(約6,000円)(交通・ガイド込み)
- 入場料:100 BOB(約2,150円)
- 世界遺産の古代文明遺跡
- プレインカ時代の巨石文明
14:30-17:00 月の谷観光
- 入場料:15 BOB(約320円)
- カッパドキアを思わせる奇岩群
- サンセット時間帯がおすすめ
ラパスでの観光では、世界遺産や自然の絶景など見どころが満載ですが、一人での長距離移動は不安も伴います。そんな時、海外一人旅での安全な移動手段を事前に理解しておくことが重要です。信頼できるツアー会社を選ぶポイントや、緊急時の対応方法を知っておくと安心です。
標高3,600m超の環境では、スマートフォンのバッテリー消耗が激しくなります。大容量モバイルバッテリーは必携です。
【Day 9-10】チチカカ湖・帰国
Day 9: チチカカ湖日帰りツアー
08:00-17:00 チチカカ湖ツアー
- 料金:280 BOB(約6,000円)
- 太陽の島クルーズ
- 標高3,812mの世界最高所航行可能湖
- インカ発祥の地伝説
19:00 ラパス最終ディナー おすすめ店:Gustu
- 料金:200 BOB(約4,300円)
- ボリビア最高級レストラン
- ローカル食材のモダン料理
Day 10: 帰国
07:00 空港へ移動
- エル・アルト空港まで40 BOB(約860円)
10:00 ラパス発
- 乗継便で帰国の途へ
高山病対策【最重要】
高山病とは
ボリビアの主要観光地は標高2,800m〜4,000m超という高地にあります。富士山頂(3,776m)とほぼ同じかそれ以上の高さです。
主な症状
- 頭痛(最も一般的)
- 吐き気・嘔吐
- めまい
- 疲労感
- 食欲不振
- 睡眠障害
重症化すると
- 高所肺水腫(HAPE)
- 高所脳浮腫(HACE)
- 命に関わる危険性
事前準備(出発2週間前〜)
1. 高山病予防薬ダイアモックス
- 日本の病院で処方箋取得
- 出発12時間前から服用開始
- 副作用:手足のしびれ(軽度)
2. 体調管理
- 十分な睡眠
- バランスの良い食事
- 適度な運動(有酸素運動)
- 禁煙・節酒
3. 海外旅行保険
- 高山病での緊急搬送カバー必須
- 最低補償額:治療費用1,000万円以上
現地での対策(最重要)
1. 高度順応スケジュール ``` Day 1-2: サンタクルス(416m)→スクレ(2,810m) Day 3-4: スクレ滞在→ウユニ(3,670m) Day 5-6: ウユニ滞在 Day 7-8: ラパス(3,650m) ```
この段階的な上昇が高山病予防の最重要ポイントです。
2. 水分補給
- 1日3〜4リットル目標
- コップ1杯/1時間ペース
- カフェイン・アルコール避ける
3. 食事
- 炭水化物中心
- 少量を頻繁に
- 消化の良いもの
4. 行動
- 到着初日は激しい運動禁止
- ゆっくり歩く
- 深呼吸を意識
5. 睡眠
- 早めの就寝
- 睡眠薬・睡眠導入剤は厳禁
- 上半身を少し高く
6. 現地での対処
- コカ茶(mate de coca)を飲む
- 症状が出たら無理せず休息
- 改善しない場合は低地へ下山
緊急時の対応
重症化のサイン
- 安静にしても頭痛が悪化
- 歩行困難
- 意識がもうろう
- 呼吸困難
→即座に医療機関へ、または低地へ下山
在ボリビア日本国大使館
- 電話:+591-2-2119110
- 緊急:+591-777-90558
ボリビア一人旅の安全対策
治安状況(2025年9月現在)
外務省危険情報
- ラパス・エルアルト・サンタクルス:レベル1(十分注意)
- その他主要観光地:特段の注意喚起なし
主な犯罪
- スリ・置き引き(最多)
- ぼったくりタクシー
- 偽警官詐欺
- 短時間誘拐(タクシー)
基本的な防犯対策
服装・持ち物
- 高価な時計・アクセサリー避ける
- バックパックは前に抱える
- 現金は複数箇所に分散
- パスポートコピー携帯
行動
- 夜間の一人歩き厳禁
- 人通りの多い道を選ぶ
- 21:00以降は外出しない
- タクシーは事前予約のみ
金銭管理
- 1日分の現金のみ携帯
- クレジットカード2枚(分散)
- ATMは日中・銀行内で利用
- 大金を見せない
女性特有のリスクと対策
ハラスメント対策
- 毅然とした態度
- 「No」をはっきり言う
- 困ったら観光警察(110)
服装
- 肌の露出を控える
- 長袖・長ズボン推奨
- 動きやすい靴
宿泊
- 女性専用ドミトリー
- セキュリティボックス利用
- 1階の部屋は避ける
よくあるトラブルと対処法
偽警官詐欺
- 制服以外の警官は疑う
- 路上での所持品検査要求は拒否
- 警察署へ移動を提案
ぼったくり対策
- 事前に相場確認
- メーター付きタクシー
- レストランはメニュー価格確認
必携アプリ&ツール
交通・移動
Uber(一部都市のみ)- ラパスのみ対応
- 料金事前確定で安心
- 現地タクシー予約
- ホテル連絡
- ボリビアで必須
コミュニケーション
Google Translate- スペイン語⇔日本語
- カメラ翻訳機能
- オフライン翻訳対応
Duolingo
- 基本スペイン語学習
- 旅行前の準備に
グルメ・観光
TripAdvisor- レストラン口コミ
- 現地ツアー比較
- 標高情報も確認可
Maps.me
- オフライン地図
- GPS機能
- 標高表示あり
旅仲間探し・安全確保
Torifure(トリフレ) ボリビア一人旅での心強い味方となるマッチングアプリです。「ウユニ塩湖で一緒にトリック写真撮りませんか?」「ラパス観光を一緒にしませんか?」といった、一人旅の不安を解消できる出会いを提供。
主な活用法
- ウユニ塩湖での撮影パートナー探し
- ツアー代金シェア相手募集
- 食事相手の募集
- 緊急時の連絡先として現地在住者とつながり
特にボリビアでは「サンセットツアーだけ一緒に」「星空観賞を一緒に」といったスポット参加が人気。一人旅の自由度を保ちながら、感動を分かち合える相手を見つけられます。
スペイン語基本フレーズ
挨拶・基本
- こんにちは:Hola(オラ)
- ありがとう:Gracias(グラシアス)
- すみません:Disculpe(ディスクルペ)
- 英語話せますか?:¿Habla inglés?(アブラ イングレス?)
移動・買い物
- いくらですか?:¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)
- これをください:Esto, por favor(エスト、ポル ファボール)
- 空港に行ってください:Al aeropuerto, por favor(アル アエロプエルト、ポル ファボール)
- 高すぎます:Es muy caro(エス ムイ カロ)
緊急時
- 助けて:¡Ayuda!(アユダ!)
- 病院はどこですか?:¿Dónde está el hospital?(ドンデ エスタ エル オスピタル?)
- 警察を呼んで:Llame a la policía(ジャメ ア ラ ポリシア)
ウユニ塩湖関連
- 鏡張り:Espejo de agua(エスペホ デ アグア)
- 朝日:Amanecer(アマネセール)
- 夕日:Atardecer(アタルデセール)
- 星空:Cielo estrellado(シエロ エストレジャド)
必須持ち物チェックリスト
高山病対策
- 高山病予防薬ダイアモックス
- 酸素缶(薬局で購入可)
- 頭痛薬・胃腸薬
- パルスオキシメーター(血中酸素濃度測定)
気候対応
- 防寒着(ダウンジャケット必須)
- 手袋・ニット帽
- サングラス(UV400以上)
- 日焼け止め(SPF50+必須)
- リップクリーム(乾燥対策)
服装
- 長袖シャツ(薄手・厚手各3枚)
- 長ズボン(3本)
- フリース
- 防水ジャケット
- 歩きやすいスニーカー
- 長靴(ウユニ塩湖用、現地レンタル可)
電子機器・通信
- 変換プラグ(Aタイプ・Cタイプ)
- eSIMまたは現地SIMカード
- 大容量モバイルバッテリー(20000mAh以上)
- 防水ケース(塩対策)
カメラ関連
- 三脚(星空・鏡張り撮影必須)
- 予備バッテリー(低温で消耗早い)
- レンズクリーナー(塩対策)
- カラフルな小物(トリック写真用)
薬・衛生用品
- 常備薬一式
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- 生理用品(女性)
- ハンドクリーム
よくあるFAQ
Q1. 高山病は本当に危険ですか?
A1. はい、標高3,600m超では約40%の人が何らかの症状を経験します。ただし、段階的な高度順応と予防薬服用で発症リスクを大幅に減らせます。重要なのは無理をしないことです。Q2. 予算35万円で本当に10日間楽しめますか?
A2. 十分楽しめます。中級ホテル宿泊・ガイド付きツアー参加・塩のホテル宿泊を含めて予算内に収まります。ローカル食堂と中級レストランのバランスがカギです。Q3. 英語は通じますか?
A3. 観光地のホテル・ツアー会社では英語が通じますが、ローカル食堂や市場では通じません。Google翻訳とスペイン語の基本フレーズ習得をおすすめします。Q4. 女性一人でも安全ですか?
A4. 基本的な注意(夜間外出禁止・貴重品分散・信頼できる交通手段利用)を守れば比較的安全です。南米の中ではボリビアは治安が良い方です。Q5. ウユニ塩湖の鏡張りは確実に見られますか?
A5. 雨季(12月〜4月)でも必ず見られるわけではありません。特に1月〜3月が確率高いです。2泊3日滞在で確率を上げることをおすすめします。Q6. ビザは必要ですか?
A6. 日本人は観光目的で30日以内の滞在ならビザ不要です。パスポートの有効期間が入国時点で6ヶ月以上必要です。Q7. 現地でのインターネット環境は?
A7. 都市部のホテル・カフェではWi-Fi利用可能です。ウユニなど地方では速度遅い場合も。eSIM(約1,000円/10日間)がおすすめです。Q8. 両替はどこでするのがお得?
A8. 日本円→ボリビアーノの直接両替は不可。日本で米ドルに両替→ボリビアで両替が基本。空港よりも市内の両替所がレート良好です。Q9. チップは必要ですか?
A9. レストランで会計の10%程度、ホテルで1USD/泊程度が目安です。ツアーガイドには20-30 BOB/日程度。Q10. 水道水は飲めますか?
A10. 絶対に避けてください。ボトルウォーター必須(5-10 BOB/500ml)。氷入りの飲み物も注意が必要です。季節別ボリビア一人旅のポイント
雨季(12月-4月):鏡張りシーズン
メリット
- ウユニ塩湖の鏡張りが見られる
- 最も人気のシーズン
- 写真映えする絶景
デメリット
- 航空券・ホテルが高め
- 観光客多い
- 一部道路が冠水の可能性
ベスト時期:1月〜3月
乾季(5月-11月):白銀の大地
メリット
- 真っ白な塩の大地
- 航空券・ホテルが安い
- 観光客少なめ
- 天候安定
デメリット
- 鏡張りは見られない
- 朝晩の冷え込み厳しい
ベスト時期:5月・9月
ボリビア一人旅で人生が変わる瞬間
ボリビア一人旅の最大の魅力は、「天空の鏡との直接対話」です。標高3,670mのウユニ塩湖で鏡張りに映る自分の姿を見た時、月の谷で古代の地層に触れた時、チチカカ湖でインカ文明の神秘を感じた時——これらすべてが、自分の人生観を根本から変えてくれる貴重な体験となります。
一人旅成功の5つの鍵
1. 高山病対策を最優先
- 段階的な高度順応を厳守
- 予防薬服用と水分補給
- 体調不良時は無理せず休息
2. 安全第一の計画
- 夜間外出禁止などのマイルール
- 信頼できるツアー・交通手段選択
- 緊急連絡先の確実な準備
3. 柔軟性を持った対応
- 天候・体調に合わせたプラン変更
- 現地の人との交流を大切に
- トリフレで旅先での出会いを楽しむ
4. 文化への敬意
- 先住民文化を理解し尊重
- 適切な服装とマナー
- 写真撮影は許可を得る
5. 自分なりの楽しみ方
- 絶景好きならウユニに2泊以上
- 写真好きなら朝日・夕日・星空全制覇
- 歴史好きならティワナク遺跡を重点的に
最後のメッセージ
予算35万円で実現できるボリビア10日間の一人旅は、決して贅沢旅行ではありませんが、一生の思い出に残る特別な体験がたくさん詰まっています。天空の鏡ウユニ塩湖の壮大さ、標高3,600m超の高地の空気感、先住民文化の奥深さ——これらすべてが、あなたの価値観に新しい視点をもたらしてくれるはずです。
「一人旅は不安」「高山病が怖い」「ボリビアは遠すぎる」そんな心配は、適切な準備と現地での注意深い行動で解消できます。特に高山病対策を万全にすることが、ボリビア一人旅成功の最重要ポイントです。
そして、帰国後には「行って良かった」という充実感と、新しい自分への出会いが待っています。標高3,670mで見る天空の鏡は、どんな写真や動画でも伝えきれない感動があります。
今年こそ、勇気を出してボリビア一人旅に挑戦してみませんか?きっと、帰ってくる頃には新しい自分とウユニ塩湖の奥深い魅力に出会えているはずです。
スーツケース選びのポイント
ボリビアの塩地帯と未舗装路では、車輪の耐久性が重要。軽量で拡張機能付きのスーツケースが、お土産増加にも対応できておすすめです。
参照データ・最新情報
公式情報源
- 外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
- 在ボリビア日本国大使館:https://www.bo.emb-japan.go.jp/
- ボリビア観光省:http://www.minculturas.gob.bo/
- Wise為替レート:https://wise.com/
為替レート・物価情報
- 1 BOB = 21.5円(2025年9月29日現在)
- 平均的な食事代:15-20 BOB(約320-430円)(ローカル食堂)
- タクシー市内:30-50 BOB(約650-1,075円)
- ホテル宿泊費:300-400 BOB(約6,450-8,600円)(中級クラス)
標高情報
- サンタクルス:416m
- スクレ:2,810m
- ウユニ:3,670m
- ラパス市内:3,650m
- エル・アルト空港:4,061m
- チチカカ湖:3,812m
気候情報
- 雨季:12月〜4月(鏡張りシーズン)
- 乾季:5月〜11月(白銀の大地)
- ベストシーズン:1月〜3月(鏡張り)、5月・9月(乾季)
- 朝晩の気温差:10〜15℃
最終更新日
2025年10月13日緊急連絡先一覧
日本大使館・領事館
- 在ボリビア日本国大使館(ラパス)
- 在サンタクルス領事事務所
現地緊急番号
- 警察:110
- 観光警察:800-140022
- 救急車:118
- 消防:119
航空会社
- ラタム航空:+591-2-2901010
- ボリビアーナ航空:+591-2-2901920
- アマソナス航空:+591-2-2229090
病院(ラパス)
- Clínica del Sur:+591-2-2786001
- Clínica Alemana:+591-2-2432031
これらの連絡先は出発前に必ずスマートフォンに登録し、紙にも控えておきましょう。
ボリビア一人旅は、適切な準備と高山病対策を行えば、人生を変える素晴らしい体験となります。この記事が、あなたの天空の鏡への旅の一助となれば幸いです。
